幼稚園日記
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２０２３年１２月５日（火）、嶋村先生が来園してくださいました。

　年中組、年長組は1学期にも嶋村先生に来園していただき、「おはなし会」に参加したので、今年度は2回目です。おはなし会・・・というのは、絵のない”素話”の語りを座って耳で聴かせていただくのです。目を閉じると素敵な金のベルが何とも心地よい音を響かせて・・・「おはなしの国」へ行く合図です。

★年中組・・・１．はじまるよ（♪やくそくのうた）　２．『風の紙と子ども』（日本昔話百選）　３．『おおかみと七ひきのこやぎ』（グリムの昔話）　４．絵本『クリスマスのふしぎなはこ』（福音館書店）

　年中組の子ども達は、おはなしをよく聞いて、世界を楽しんでいました。きっと心の中に情景が浮かび、想像しながら聞いていたことでしょう。わらべ歌もよく楽しんでいましたよ。

★年長組・・・１．めのまどあけろ（谷川俊太郎/作）　２．『ねずみのすもう』（日本昔話）　３．『七羽のカラス』（グリムの昔話）　４．絵本『ちいさな ろば』（福音館書店）

　年長組は年少の時から、全部で5回嶋村先生のおはなしを聴かせていただきました。ちょっと怖いシーンでは、ドキドキしたり、良い場面ではホッとしたり・・・本当におはなしの世界に入り込んで、楽しんでいることが伝わってきました。「元気な1年生になってね」と最後に嶋村先生にエールを送られた年長組でした。お別れは、子ども達の中からリクエストが上がり、♪さよならあんころもち、またきなこ　のわらべ歌でおしまいになりました。嶋村先生、ありがとうございました。映像や音の世界がどんなに進化しても、『おはなし』をじっくり楽しむって良い時間・・・と毎回思う園長です。私も嶋村先生に影響を受けて、誕生会で素話のプレゼントをしています。