幼稚園日記
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日常の遊びの姿(年長)

2022年6月、「見て・考えて・調べて」

子ども達は毎日様々な体験をしています。

年長では、園の畑やクラス昇降口前の通路に置いているプランターで、栽培活動をしています。小さい苗だった畑の『とうもろこし』の背丈が伸びてきました。その背丈に合わせて追肥をする必要があります。『30センチ』になったら1回目の追肥をするのですが、「その30センチとは一体何かな?」となり、調べることにしました。長さを調べるには『定規』という便利な道具があることを知りました。

この体験がきっかけとなり、『長さ』を調べることに興味を持った子ども達。次は、年長が当番で世話をしている『カメコ』の長さ(体長)は?重さは?と次々に知りたいことが増えていきました。

栽培活動も、スクスク育って欲しいけれど、そうはいかず、チンゲン菜の葉に穴が?!「それはどうしてかな?」と先生達は投げかけます。すると子ども達からも、様々な声が聞かれます。

虫眼鏡を準備し、小さな世界を大きくして見ることで、新たな発見に、友達同士で声を上げることも・・・

年長の子ども達は、頭も体も心もフル稼働して遊びや様々な活動に取り組んでいます。先生達も、『見て・考えて・調べる』ことが体験できるよう、保育の中で様々な工夫をしています。そして、子ども達が不思議に思ったり、考えたり、解決しようとする姿に寄り添っています。

まさに、子どもにとって『遊び』は『学び』ですね。