2024年10月21日(月)、年中組で演劇ワークショップの活動に参加しました。
年少に引き続き、今回は年中の子ども達が表現活動のワークショップを体験しました。おーちゃんこと、大森先生(元劇団風の子)が先ず子ども達との顔合わせで、登園身支度が終わった頃合いに、いつものラッパを鳴らして両クラスにやって来ました。
昨年度年少の時にも一緒に表現遊びを楽しんだおーちゃんですが、突然の登場に驚いた様子でした。
前半はきりん組、後半はひつじ組がホールでワークショップを行いました。
先ず始めは、ウォーミングアップです。手を繋いで前に進み挨拶を交わしたり、大きなおにぎりを作って食べる表現をし、声帯を開く準備体操をしたりしました。
おーちゃんの豊かなパフォーマンスに
すっかり釘付けの子ども達。心も体も
開かれて、表現の世界に没入していきました。
全く言うことを聞かない、「うさぎのももちゃん」が出てくるお話では、そのワガママ振りにちょっと共感しながら、ストーリーの中で風を起こす役をみんなで担うことで、構えることなく自然な形で表現活動に参加しました。
「昔空は低くかった」では、ストーリーの登場人物になりきってどんどん高くなる空に浮かぶ雲を取るために、ハシゴをかけたり、飛行機に乗って更に高い空に雲を取りに、更に宇宙まで雲が登ってしまい、ロケットに乗り火星に到着すると火星人に出会い…などなど、次々と展開されるストーリーに合わせ、体全身で表現し、楽しみました。
毎回、保育終了後に、学年の先生達と
大森先生と振り返りを行い、保育の中で表現を行う際のアドバイスをいただいています。その際、大森先生ご自身が幼稚園から小学生の頃までは意外ですが、引っ込み思案で、なかなか人前で表現することが出来なかったそうです。しかし、その際に周囲の大人(両親や先生)が無理強いをせず、ありのままを受け止めて見守ってくれていたことが、安心感に繋がり、徐々に自身を表出できるようになっていったそうです。
今回のワークショップでも、子ども達の様々な姿が見られました。どんな表現でも、全てを受容することを大切に、普段の保育の中でも自分なりに表現する心地良さを体験できるようにしていきたいと思います。
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